断捨離や大掃除は、どうしても一人でやりがちですよね。そうなると愚痴が出たり、疲れが出ます。
そうならないために家族皆でやりましょう。
今回は、私の経験をもとに協力要請の声かけの方法です。
「それはね、大晦日の掃除を楽にするためよ。12月は年度末ということもあり、色々とやるべきことが多くて掃除忘れしてしまいがちなの。そんな経験ありませんか?」
「ハッパを掛けないとね」
ストレートな声のかけ方
「いらない物を不要品にだしたいから、自分の部屋を片付けてね」
ついつい、そう言ってしまいがちですよね。
でも、そうなると、協力しようという気持ちは出てきません。なので、返事はこれです。
「全部、必要」
あっけなく終わってしまった会話。
「押して駄目ならひいてみな」という言葉があるように、今度は柔らかく声をかけてみてはどうでしょう。
「不要品を売りに出したいのだけど、いくらになると思う?」
この言葉には幾つかの返答があります。
「別に」という素っ気ない言葉と、もう一つ。
「ネットで調べたらいいだろ」
こちらも素っ気ないですが、もう一押しとして、「一緒に」という言葉を使うのです。
「一緒に調べようよ」
仕方ないなとか言いつつも協力態勢になってくれます。
そこからは持ち上げて、その気になってくれるような言葉を選びましょう。
甘えるよりは頼ってみる
「ねえねえ、これ見て。売りに出したいのだけど、幾らになると思う?」
「分からん」
素っ気ない言葉だけど、一緒にしないと量があるのでできない。だから、諦めずに、もう一言。
「5,000円になるかな。それぐらいになると皆で外食できるね」
その言葉に、耳は動きます。動かない人はいません。(断言できます)
チラッと見て、一言。
「んー…。1,000円いけばいいほうじゃね」
「安すぎ…。1,000円だと外食できないねえ」
「手抜きしたいの?」
「美味しい物を食べに行きたい。それだけ」
もう、この言葉に嘘や偽りはありません。でも、ひねくれ者は何かを言ってくるので、その前にたたみ掛けるのです。
「焼き肉が食べたい」
その言葉に、真っ先に反応するのは子どもです。
- 「焼き肉-」
- 「お肉、食べたい」
もう一押しです。
「ねえ、他にも何かないかなあ?」
もちろん、子どもにも声を掛けてやります。
「壊れたゲーム機なんていらないよね?」
「うん。あのね、読んで汚くなった本でもいいの?」
「もちろん、いいわよ」
こうなるとしめたもの。芋づる式に自分たちで片付けて貰うため、忘れないようにゴミ袋を渡すのです。
「こっちには要らない物を入れてね。で、そっちにはゴミを入れて」
子どもは素直に動きます。そうすると、いつの間にか夫も自分の部屋に籠もり片付けだします。
不要品引き取りは後日だけど、言ってしまったので後には引けない。
だけど、自分にご褒美をあげるのは必要ですよ。
さあ、食べに行きましょう。
断捨離は協力が必要! | まとめ
2019年1月に、「掃除と片付けの違いがわかる?70人にインタビューした最新の片付け&掃除術は、これ!」という本を、株式会社まんがびと出版社より出版しました。
今回の記事は続編としてのつもりで書きました。
2019年10月から消費税率の改正が行われました。
飲食店では、テイクアウトにすると8%に。だけど、店内で食べると10%になると政府からの法律が下されました。
たまには外食したいですよね。消費税10%と高いけれど、美味しい物を食べに行きましょう!
